GMPやGQPに関連する業務に利用される「コンピュータ化システム」に要求される適正管理の考え方と
進め方をやさしく説明する入門講座です。
2012年4月以降、『コンピュータ化システム適正管理ガイドライン』が適用されています。
また、PIC/S GMP『アネックス11コンピュータ化システム』や『電磁的記録・電子署名利用の指針(ERES指針)』によってコンピュータ化システムの信頼性の保証と適正な管理が求められています。
製造設備機器、試験検査機器を含むコンピュータ化システムに適用される「ライフサイクルを通じた一貫した適正な管理」の考え方と進め方を基礎知識として理解しておくことが必須要件をなっております。
このセミナーでは、「GMP、GQP業務で利用するコンピュータ化システムに求められている適正な管理の基本」を正しく理解したうえで、『コンピュータ化システム適正管理ガイドライン』や『PIC/S GMPアネックス11』等関連するガイダンスの概要を解説し、システムの信頼性を効率的に保証するための手順を習得していただきます。
これまでコンピュータ化システムにあまりなじみのなかった方にも、GMPやGQP分野以外の方、供給者の方でもわかりやすく説明致します。
【このような方のために】
● 新たにコンピュータ化システムの管理を担当することになった方
● 「コンピュータ化システムの適正管理」の基礎知識を知っておきたい方
● コンピュータ化システムのバリデーション(CSV)の概要を理解しておきたい方
● 委託先のGMP監査で必要なコンピュータ管理知識が必要な方
● 医薬品企業向けコンピュータ化システムの供給者(ベンダ、運用管理支援、自社IT部門)の方
ご案内
日 程 : 2015年8月18日(火)
時 間 : 13:15~16:30 (受付:13:00~)
定 員 : 15名 (先着受付順)
会 場 : pia NPO 2階会議室
(大阪市中央区内本町1-4-12 パン・アキモトビル2階 ※NPO-QAセンターと同じビルの中にあります)
受講教材費 : 5,400円
★受講教材費は、当日会場にて徴収させて頂きます。
主 催
医薬品・食品品質保証支援センター(略称:NPO-QAセンター)
〒540-0026 大阪市中央区内本町1-4-12 3階
TEL 06-6910-1455
FAX 06-6910-1456
セミナーの主な内容
講師 : NPO-QAセンター会員
● コンピュータ化システムとは?
● コンピュータ化システムの適正管理とは? CSVとは?
● コンピュータを利用する場合に必要となる適正な管理はどうすればよいのか?
・ ライフサイクルを通じた一貫した管理
・ リスクに応じたシステム開発、検証の効率的な進め方
・ システム開発時の利用者、供給者の責任分担
・ 運用を正しく、確実に実行し信頼性を確保するための留意点
● 厚労省のコンピュータ化システムに対する指導とガイドラインの要点
・ コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
・ PIC/S GMPアネックス11
・ 電磁的記録・電子署名の利用指針(ERES指針)
● 知っておきたい海外の関連知識
・ GAMP